物流戦略策定・拠点配置
ロジスティクス最適化など、持続的な物流体制構築をサポートします。
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解決できる課題
化学品・危険物の荷姿は特殊性を帯びており、輸送時の積載効率に大きな影響を及ぼします。
また、輸送・保管・荷役時には、常温一般品とは異なる「特殊技能」や「経験」が必要です。
物流業界の労働力不足が進むいま、安定的な物流体制の構築は化学品業界の喫緊の課題です。
具体的には以下のような課題を早期に解決することが求められます。
・特殊品かつ特殊技能が必要な輸送業務の継続困難
・委託先物流企業任せによる危険物倉庫の指定数量越え
・危険物充填補充時の未立会いなどのコンプライアンス違反
・商習慣の一環となっているドライバーによる付帯作業(棚格納など)
化学品は化粧品や洗剤のような消費財もありますが、中間投入財である基礎化学品、中間化学品が主体です。
化学品自身に中間投入される比率が非常に高く、化学品業界の中で何段階にもわたり分業が行われます。
また、上記のように特殊な取り扱いが必要な原材料および製品が多いため、充填されている機器が一般的に流通している段ボールではない場合がほとんどです。
例えば、固体物は紙袋や専用コンテナに、危険物の大半を占める乙種第四類の危険物液体物はドラム缶やファイバードラム・一斗缶に充填されています。
・現在委託をしている物流企業以外で、化学品の取り扱いに精通している会社を知らない
・既存物流企業の属人業務となっており、価格が高く、品質が悪くても委託する物流企業を変更できない
・現場に化学品・危険物に関する資格や技術を有した人材がいない
・危険物の積下ろしには立会いが必要だが、旧来の顧客である場合、納品時の立会いはしていない
・外部委託している危険物倉庫に関して、指定数量などを理解しておらず、全て担当者任せにしている
・化学品・危険物物流の相場(保管・荷役・輸配送)を把握しておらず、委託先のコスト評価ができない
・物流が営業サービスの一部となっており、付帯作業の変更を理解してもらえない
・性質別(危険物種別・一般物など)の緻密な定量的現状分析で問題点・課題の抽出を行ないます。危険物倉庫の指定数量上限超えが発生していないかなど、数値的に可視化します。
また、重量のみならず、荷姿別に区分した分析を行ない、パレタイズ輸送の可否を考慮および検討していきます。
・該当拠点の現状物流体制(契約構造・業務内容)を把握するため、契約書、現場作業、業務手順を確認し、問題点・課題を評価します。
・現場責任者および担当者ヒアリングをとおして、化学品・危険物物流においてコンプライアンス違反がないか確認します。
・当社が保有している化学品・危険物物流における相場単価(輸配送・保管・荷役)から現行の契約単価を評価します。
・エリアまたは顧客別に、割高になっている要因を追求し、解決策を提示します。
1拠点当たり3か月程度のご支援となります。
※規模により所要期間が異なります
・ヒアリングよる現状物流業務領域および契約内容の確認
・各種物流データから対象データを抽出
・性質別、荷姿別物量データ分析
・現場調査にて保管格納状況の確認、コンプライアンスチェック
・コンプライアンスチェックまとめ
・性質別、荷姿別物量データまとめ、定量的問題点・課題抽出
・契約内容と業務内容の実態把握および整合性確認
・項目別物流コスト診断(輸配送・保管・荷役)
・物流サービス切り替えの可否判断
抽出した問題点・課題の解決策提示および優先度・重要度のランク付け
(例)
・パレタイズ輸送切り替え時の納品不可リスクの軽減
・危険物の金曜日配送月曜日納品の撤廃 ※移動を伴わない積荷は保管扱いとなるため
・納品時の付帯作業の撤廃、または別料金設定
など
FAQ
依頼する前(無料相談時)に、準備しておいた方がいいものはありますか。
契約後のコンサル時に、どのようなデータが必要でしょうか。
ご契約いただいたサービスや貴社の現状課題によって変動は致しますが、主に以下に挙げるようなデータのご準備をいただくことが多いです。もちろんこれらのデータはNDAを結んだうえでお客様からご提供いただきますので安心してご相談ください。「データの欠損があるが依頼できるだろうか」など不明点がある場合もお気軽にお問合せください。
ご提供依頼データ例:マスタデータ(取り扱い商品情報や拠点情報)、物量データ、配送データ、契約書・見積書(貴社で契約している配送会社、倉庫会社など)、WMS情報、ご利用中の物流センター概要、物流費支払いデータ
契約後のコンサル時は、どのような工数が依頼側(お客様側)に発生するのでしょうか。
ご契約いただいたサービスや貴社の現状課題によって詳細は変動致しますが、主にコンサル時に以下についてご協力いただく場合が多くなっております。各企業様これらのご協力があったうえで精度の高いコンサルティングサービスのご提供を現しております。
①現場視察、ヒアリング日程調整 ②物流実績データのご提供 ➂委託先との契約書、見積書、請求書のご提供
各依頼内容の詳細はご契約後に担当コンサルタントから事前に共有いたします。
不明点はお気軽にお問合せください。
コンサルティングを依頼する前に自社物流に関して診断を依頼したいのですがそういった依頼も可能なのでしょうか。
可能です。実際に、弊社コンサルティング導入前に簡易診断(有料)を依頼いただいた実績もございます。コンサルティング導入が目的でない物流関連の調査依頼をお受けすることは多くあります。まずは無料相談フォームから診断や調査概要など記載の上お申し込みください。物流専門コンサルタントがその後ご対応いたします。