荷主交渉コンサルティング
2024年問題を乗り越える、運賃改定・条件改善の具体的手法として、荷主企業との交渉をサポート
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新柏倉庫株式会社
2021.11.22
弊社の事業所の現場担当者から、手書きの発注書が多いということで、手間がかかり残業が多くなってしまっているということを聞いており、これを解決したいと思っておりました。取引先・お客様のデジタル化というのはなかなか難しいので、自社の方で改善していくため AI-OCR の導入を検討しました。
トライアルで、社員1名分の時間削減の見込みが立つということでAI-OCR の導入を決定いたしました。
RPA(Robotic Process Automation::ロボティックプロセスオートメーション) などのデジタル化を進めていくためには、まずは業務の棚卸しが必要と考えておりました。
しかし、内勤スタッフが忙し過ぎて、業務の棚卸しの時間をすぐに割けない状況でした。そこで、事前準備が不要で、すぐに時短につながる AI-OCR からスタートしてみました。
弊社では事業所の所長が運用を担当しており、事務レベルの仕事の大変さを理解していたので導入に対して前向きに取り組んでくれました。
取引先へのお願いも、フォーマットの変更も含めて主体的に作業を進めてくれたので、とてもスムーズに導入が進んだと思います。
今までは、発注書が1日に100枚ほどありました。読み取り箇所も1枚あたり15箇所あり、事務員さんの入力処理にに、1日に8時間ぐらいの作業時間がかかっておりました。しかし、今ではその半分の1日4時間に削減できております。人件費に換算すると、月に12万円の削減効果が出ております。
AI-OCRの導入がスムーズにいったので、次はRPAを取り入れたいと思っております。DXを進めることで、生産性を向上させ、ルーティンワークを減らすことで、“人”ならではの仕事に費やす時間を増やしていきたいです。そして、生き生きとした職場をつくっていきたいと思っております。