ドライバー・倉庫作業員採用強化コンサルティング
既存の採用戦略から見直し、ダイレクトリクルーティングを主体とした今の時代に即した採用ソリューションをサポート
くわしく見る
阪神石油運送株式会社
2020.07.06
きっかけは普段お世話になっている税理士の先生でした。
研究会をご存知で、「こういうところで勉強してみたらどうか」ということでご紹介いただきました。
他社の事例を聞く機会って、意外とないんです。そもそも日常の業務が忙しくて、時間をとることがまず難しい。
ですが、研究会ではまとまった時間に効率よく情報を収集することができます。
何より、都道府県問わず、全国の運送会社と広くつながることができるのが、大きなメリットだと思います。
経営者として、自分を客観的に見つめるよい機会になっています。
研究会に参加すると、意識が高い経営者が非常に多く、私の会社での影響力などまだまだこれっぽっちで、小さいものだなと感じることもあります。
そのように意識が変化したという意味においても、着実に効果は出始めています。
また、「会社をより大きくしていこう!」というモチベーションも維持できます。
研究会で2年ほど勉強させてもらい、より自社の成長を加速させたいと感じて、個別のコンサルティングも依頼することにしました。
弊社は主に石油輸送と冷凍輸送を行っています。仕事自体は需要があり安定している仕事ではあるのですが、ドライバーにとってはやはり入社しにくいですよね。そういった理由から応募数を確保するのが困難でした。
また、人手不足の物流業界において、安定的に採用数を獲得し続けるのは相応のお金がかかると思っていました。
しかし蓋を開けてみれば、数値に基づいた採用マーケティングで、一人当たりの応募コストを8,000円以下で獲得できたんです。採用費を低コストで抑えることができたので、他のところに投資することができたのが1番大きいですね。
中途社員の採用はおかげさまで充足しつつあるので、現在は新卒採用をサポートしてもらっています。
同時に、社員の定着率の低さも私たちの課題でした。せっかく入っても抜けていっては意味がないので、社員が定着しやすい環境づくりも行いました。
まず始まりは、入退社分析を徹底的に行いました。退職者にはアンケートに答えてもらいそれらから退職の課題は何なのかを徹底的に洗い出しましたね。
また社員との定期的な面談体制づくりや評価制度の構築、賞与の査定、福利厚生の充実化においてもサポートしてもらいました。
おかげさまで年々退職者は減っております。
物流業界は、斜陽産業の部類に入ってきてしまっているので、これからどう変化させていくか考えないといけないですね。
業界自体が狭くなっていくので難しいところではありますが、業態を変える可能性も考えています。
何分、難しい問題ですので、今後も研究会の会員さんやコンサルタントの皆様から学び、根気強く考え続ける必要はあると思います。