荷主交渉コンサルティング
2024年問題を乗り越える、運賃改定・条件改善の具体的手法として、荷主企業との交渉をサポート
くわしく見る
株式会社白河運輸
2021.05.10
当時は以前から慢性的なドライバー不足の状況が続いており、私自ら乗務することも多くあり、毎日が“今”を乗り越えるだけで、“未来”を考え、進むことが出来ませんでした。
荷主企業からの業務案件は多くあったものの、人手が足りず、会社が伸び悩んでいるという状態です。
お世話になっているパートナー企業さんの勉強会へ参加したときに、講師を務めていた船井総研ロジの松尾さんと名刺を交換し、現状を話したところ、採用活動に成功している事例を教えていただき、「ドライバー不足の時代でもやり方次第でうまくいくんだ」と認識することができました。
自社だけでやっていくことに限界を感じていたので、船井総研ロジさんにドライバー採用のお手伝いをしてもらうことにしました。
元々求人は大手の広告会社に掲載していましたが、まったく効果が出ていない状態でした。
そこでまずは求職者が必ずといって見るであろうホームページの作成をしました。
求職者向けのコンテンツを充実させ、応募するときに安心してもらえるように、当社らしい雰囲気やイメージを盛り込んだページをたくさん作りました。
しかし、素晴らしいコンテンツを作ったとしても、アクセス数が少なければ応募は発生しないので、indeedやGoogle広告を運用し、アクセス数を集めることで応募者が激増しました。
また、募集要項を常に掲載するのではなく、自社で出し入れが可能なようなシステムを導入することで、必要な時だけ募集要項を掲載できるようになり、メリハリがついたことで、さらに応募数が上がりました。
船井総研ロジさんはアクセス数や応募率の基準値、ものさしを持っているので、自社が今どのポジションにいるかが明確にわかります。
打ち合わせを繰り返すことで、採用の精度が上がっていき、効果がより出るようになり、今では人員的な余裕も生まれて、お客様からの要望にも無理なく応えられるようになりました。
採用がある程度成果が出始めると、次は求職者への対応が課題になりました。
入社~定着してもらうまでは現場、特に管理職の役割が大きく、社長の私は基本月に1回、船井総研ロジさんとの打ち合わせをしていたのですが、管理職のスキルアップという意味を含めて、管理職全員(事務・総務も含む)でミーティングを月1回実施するようにしました。
船井総研ロジさんにミーティングの進め方からアドバイスしていただき、最近は管理職からの意見も積極的に出るようになり、様々な施策を実施しすることで、非常に良い相乗効果が出ていると思います。
具体的には、一人15分の持ち時間で、その月の実施事項や相談事項を全員で共有してもらい、議論するという形をとっています。
議論に出た事項で船井総研ロジさんにアドバイスをいただいていくことで管理職たちも良い刺激になりますし、アドバイスをもとにどんどんチャレンジしていくことで、求職者の定着率も大きくあがりました。
はじめは採用活動の支援という形でスタートしましたが、改善されていく中で次の課題に直面します。
当社は管理職の能力・意識向上でしたが、管理職の意識レベルも向上し、その成長が社長の私自身の余裕に繋がり、会社経営を“未来に向けて”進めていくことが出来ました。
まだまだ課題は山積していますが、船井総研ロジさんに支援をいただく前と今では、あきらかな当社の成長をみることが出来ます。
今後も成長し続けていくことが、当社に関わるすべての人たちへの恩返しになると考え、船井総研ロジさんのご支援をいただきながら、より一層まい進していきます。