物流戦略策定・拠点配置
ロジスティクス最適化など、持続的な物流体制構築をサポートします。
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各種ボルト・ナット、機械加工品など
当社のお付き合い先からのご紹介です。当社の物流体制に課題があるのでは?と漠然とした相談でしたが、人的な繋がりもあり、まずは課題を可視化することからご相談させて頂きました。
①路線便を中心に20社ほどの利用がありました。運送会社を多数利用していた理由については営業担当者が個別に運送会社を選定していた為、これらを5社程度までまとめたいと考えていました。まとめたい理由としては、各社の伝票仕様が異なるので、管理業務とオペレーションの煩雑化を軽減したいと考えていたからです。
②集配業務については、自社車両で数台運用していましたが、配送業務について一部アウトソーシングしたいと考えていました。標準化しやすい業務については当社で行う必要性がなく、アウトソーシングできるのでは?と考えていました。
①「切り替え可能なエリアや顧客については、個建てを得意とする運送事業者をメインに集約していきましょう」と船井総研ロジ様からご提案頂きました。当初の課題としておりました、20社を5社へ集約については、(1)配送エリアが全国だったこと(2)配送時間(3)集荷物量(4)集荷時間(5)小ロット短納期などの理由から実現が難しいと感じました。
②自社配送の内、1便については船井総研ロジ様に探して頂き、近距離を得意とする最適な運送会社のアウトソーシングを決定致しました。
船井総研ロジ様からご提案頂いた内容が当社にとって必要な機能とニーズに合っていると感じたことです。
課題について親身になって話を聞いて頂いたことが大きな決め手です。
運送会社を集約するにあたり、納品時間や荷扱いの調整などが必要となってくる為、営業担当者の了承を得ることが必要でした。
オペレーション変更に伴う、丁寧な説明が必要となりました。
船井総研ロジ様に物流面で見直しをして頂いた時に、発送形態に伴った運賃適応を教えていただきました。運送会社を一部集約したことにより、出荷コストの削減につながりました。具体的には小ロットの発送料金を下げることができました。近隣エリアに10~20社ほどの顧客がいますが、少量の商品についてはルート配送の構築を行って頂きました。また配送して完了ではなく、商品の引き渡しの際に棚入れをして頂いたりなど付帯業務も行ってもらっています。当時は八尾センターのみについて提案頂いておりましたが、新センター立ち上げの際にも同様のご提案内容を頂き、個建を得意とする複数の運送事業者の配送ネットワークを構築して頂きました。単に単価を下げて配送コストだけを抑えた、ということではなく、商品の納品条件や販売状況にマッチングする運送会社を選定して頂いたことで、トータル配送コストを抑えることができました。その結果、顧客満足度も上がったのではないかと思います。
自社配送の一部をアウトソーシングしたことにより、コスト削減に繋がったのはもちろんのこと、配送に割かれていた物流オペレーションの時間を軽減することに成功致しました。